空家 4つのデメリット
空き家の管理が大変
両親から受け継いだ実家が空家になった時、「空き家から遠く離れた土地に住んでいる」などの理由によって、空き家の維持管理が難しくなり、そのまま放置してしまっている・・・という人は多いはずです。
しかし!空き家は放置するほどデメリットが大きくなります。
では、具体的にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
■実家の放置は「資産価値の低下」や
「維持費・税金が増える」というリスクも・・・
【デメリット1】
維持費・税金がかかる
空き家を持ち続けるには「維持費」と「税金」がかかってきます。
資産の評価額にもよりますが、年間30万円前後の維持費がかかる場合もあります。
【デメリット2】
不動産としての資産価値が急激に落ちていく
2つ目は不動産としての資産価値が低下することです。
管理されていない空き家は劣化が早くなり、資産価値が早く低くなってしまします。
その結果、売却したいタイミングで買い手が見つからない可能性が高くなってしまいます。貸し出すにしても、老朽化した空き家ともなれば、修繕費に莫大な金額がかかることもあります。
【デメリット3】
税金の負担の増加
3つ目は、税金の負担が増えるリスクがある事です。
放置された空き家が問題視されたことで、平成27年度から「空家等対策特別措置法」がスタートし、これにより「特定空き家」に指定された空き家には住宅用地の特例による減税が適応されず、空き家をそのままにしておくと、土地の税金の負担が増える仕組みになったのです。
特定空き家になると、土地の固定資産税が6倍、都市計画税が3倍になります。土地の評価が1500万円の場合、新たに20万円程度の負担が発生することになります。
【デメリット4】
事件や事故、近隣トラブルのもとに・・・
4つ目は事件や事故、近隣トラブルにつながる事です。
空家はゴミを違法に投棄される場所になったり、不審者に侵入されたりする恐れがあります。
空き家のブロック塀や瓦、窓ガラス等が落下すれば、通行人がケガをするかもしれませんし、他人の車を傷つけてしまうかも・・・また、空き家の外壁に落書きされることで、近所から苦情を受ける可能性もあります。
以上の様に空き家となった実家を放置すれば様々なデメリットが生まれてしまします。
「実家を売却しよう」と決めたときに早めに行動に移せば、節税や無用なトラブルを回避できる可能性は高くなるでしょう。
まずは、正確な価格を把握するために、ぜひ、美濃善不動産へご相談ください。